顔出しなしOK!ストーリーズでブランド要素(ロゴ、カラー、フォント)を活用しプロ感を出す方法(初心者向け)
はじめに:なぜストーリーズでブランド要素が重要なのか
Instagramストーリーズは、あなたのビジネスやサービスを多くの人に知ってもらい、売上につなげるための強力なツールです。特に顔出しをせずとも、デザイン要素を効果的に活用することで、プロフェッショナルな印象を与え、信頼を獲得することができます。
ここで重要になるのが、「ブランド要素」の活用です。ブランド要素とは、あなたのビジネスを象徴するロゴ、ブランドカラー、使用しているフォントなどを指します。これらをストーリーズに統一感を持って使用することで、フォロワーはあなたの投稿を見たときにすぐに「あなたらしさ」を感じ取ることができ、認知度向上やブランディング強化につながります。結果として、あなたのサービスや商品に対する信頼感が高まり、売上向上へと結びついていくのです。
この章では、初心者の方が顔出しなしでもストーリーズでプロフェッショナルな「プロ感」を演出し、ブランドを効果的に伝えるための、ブランド要素の具体的な活用方法を解説します。難しいデザインスキルは不要です。Instagramアプリの機能や簡単な外部ツールで実現できる方法を中心にご紹介します。
活用すべき主要ブランド要素
ストーリーズで活用できる代表的なブランド要素は以下の3つです。これらを意識的に使用することが、統一感とプロ感を出す第一歩となります。
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ロゴ: あなたのビジネスやサービスのシンボルマークです。投稿の隅に小さく配置するだけでも、視覚的な認知度を高める効果があります。
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ブランドカラー: あなたのブランドイメージを表現するメインカラーやサブカラーです。これらの色を背景や文字、図形などに使用することで、視覚的な統一感が生まれます。
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ブランドフォント: あなたのブランドが公式に使用している、あるいはイメージに合った特定のフォントです。文字のフォントを統一することで、投稿全体に落ち着きと信頼感が生まれます。
各ブランド要素の具体的な活用方法(初心者向け)
これらのブランド要素をストーリーズに組み込むための、初心者でも簡単にできる具体的な方法をご紹介します。顔出しなしでも、これらの要素があればあなたの「らしさ」を十分に伝えることができます。
1. ロゴの活用
- 透過ロゴ画像を用意する: ロゴを使用する場合、背景が透明なPNG形式の画像を用意するのがおすすめです。これにより、どんな背景画像や動画の上にも自然に重ねて表示できます。
- ストーリーズへの挿入: Instagramアプリのスタンプ機能(画像の追加)や、Canvaなどのデザインツールを使って、作成したストーリーズ画像・動画の上にロゴ画像を重ねて配置します。
- 配置場所とサイズ: 画面の隅(例: 右下や左上)に小さく配置するのが一般的です。大きすぎるとコンテンツの邪魔になるため、目立たせすぎないように注意が必要です。常に同じような場所に配置することで、視覚的な安定感が生まれます。
2. ブランドカラーの活用
- 背景色として使用する: ストーリーズの背景色としてブランドカラーを使用します。Instagramアプリで単色の背景を作成する際、スポイト機能を使ったり、カラーコードを入力できるツール(Canvaなど)を使用したりして、正確な色を再現します。
- 文字や図形の色として使用する: 投稿内の文字の色や、強調したい部分に使用する図形(四角、丸など)の色にブランドカラーを取り入れます。アクセントとして使用するサブカラーも効果的です。
- フレームや帯として使用する: 画像や動画の上下にブランドカラーの帯を入れたり、コンテンツの周囲にフレームとして使用したりすることで、投稿全体にブランドの色を印象づけることができます。
3. ブランドフォントの活用
- テキストオーバーレイに使用する: ストーリーズに文字(テロップ、見出し、説明文など)を入れる際に、ブランドフォントを使用します。Instagramアプリ内でブランドフォントと全く同じフォントがない場合でも、雰囲気が似ているフォントを選ぶことで代替できます。
- 外部ツールを活用する: Canvaなどのデザインツールでは、様々なフォントを使用できるため、より正確なブランドフォントを使用したい場合に便利です。作成した画像や動画をストーリーズにアップロードします。
- フォントの種類を絞る: 複数のフォントを使いすぎると、ごちゃごちゃした印象になります。基本的にはメインとなるブランドフォントとその補助となるフォントの2種類程度に絞るのがおすすめです。見出しと本文で使い分けるなど、役割を決めると統一感が出やすくなります。
全体で統一感を出すコツと簡単な実現方法
- ガイドラインを決める: どのような投稿で、どのブランド要素をどのように使用するか、簡単なルールを決めておくと、投稿ごとのばらつきを防げます。「ロゴは常に右下に配置する」「メインカラーは背景に、サブカラーは文字に使う」など、シンプルなルールで構いません。
- テンプレートを活用する: Canvaなどのツールで、ブランド要素を配置したストーリーズ用のテンプレートを作成しておくと、毎回の投稿作成が楽になり、自然と統一感が生まれます。
- Instagramの機能を使う: Instagramアプリの機能だけでも、背景色の変更、テキストの追加(似たフォントの選択)、スタンプでの画像挿入(ロゴ)など、基本的なブランド要素の活用は可能です。まずはアプリ内の機能でできることから始めてみましょう。
- 使いすぎない: ブランド要素を過剰に使いすぎると、かえって情報が見づらくなったり、押し付けがましい印象を与えたりする可能性があります。バランスを意識し、コンテンツ(伝えたい情報)を最優先に考えた上で、ブランド要素を配置することが重要です。
まとめ:ブランド要素活用で信頼と売上を築く
Instagramストーリーズで顔出しをしない場合でも、ロゴ、ブランドカラー、ブランドフォントといったブランド要素を意識的に活用することで、あなたの投稿は劇的にプロフェッショナルな印象に変わります。これにより、フォロワーはあなたのブランドを認識しやすくなり、信頼感が醸成され、最終的に売上向上へとつながります。
まずは、ご自身のブランド要素(もし明確でない場合は、どのような色やフォントがあなたのサービスに合うか考えてみることから)を確認し、本章でご紹介した簡単な方法でストーリーズに取り入れてみてください。継続することで、あなたのストーリーズは一貫性のある魅力的な発信となり、あなたのビジネスを大きく後押ししてくれるでしょう。