顔出しなしでもOK!ストーリーズで売上につながるCTAの作り方(初心者向け)
ストーリーズで売上を伸ばすために不可欠な「CTA」とは
Instagramストーリーズをビジネスに活用し、売上につなげるためには、ただ情報を発信するだけでなく、読者に具体的な行動を促すステップが必要です。その「行動を促す仕掛け」がCTA(Call to Action)、日本語で「行動喚起」と呼ばれます。
CTAは、読者に「商品の詳細を見る」「サービスを申し込む」「プロフィールを確認する」といった具体的な行動を促すための指示やボタンのことです。これが明確でなければ、どんなに魅力的なストーリーズを投稿しても、読者は次にどうすれば良いか分からず、期待する成果(売上や問い合わせなど)にはつながりにくいでしょう。
特に顔出しを避けたい初心者の方にとって、デザインや文字、写真・画像などの要素を効果的に活用してCTAを設置することは、ストーリーズ経由での売上を上げるための重要なテクニックとなります。
ストーリーズで効果的なCTAを作るための基本原則
売上につながるCTAを作成するためには、いくつかの基本原則があります。
1. 目的を明確にする
まず、ストーリーズを見た読者に「最終的にどのような行動をとってほしいのか」を明確に設定します。 * 特定の商品ページを見てほしい * 無料メルマガに登録してほしい * サービスの予約をしてほしい * 公式LINEアカウントに登録してほしい * DMで問い合わせてほしい
目的が定まると、それに合わせたCTAの内容や表現方法が決まります。
2. ターゲットにとっての「ベネフィット」を伝える
単に「購入はこちら」と伝えるだけでなく、「この行動をとることで読者にどんな良いことがあるのか」というベネフィット(メリットや得られる未来)を簡潔に伝えると、行動を促しやすくなります。
例: * 「詳しくはこちらから!期間限定の特典を受け取る」 * 「無料サンプルを請求して、肌の変化を体験する」 * 「予約するだけで、あなたの悩み解決へ一歩近づく」
3. 行動を促す具体的な言葉を使う
曖昧な表現ではなく、「〇〇する」「〇〇を見る」「〇〇を請求する」といった、具体的な動詞を使ったフレーズを使用します。
よく使われるフレーズ: * 詳しくはこちら * 続きを見る * ダウンロードする * 申し込む * 予約する * 購入する * 無料登録はこちら * DMを送る
4. 緊急性や限定性を加える(必要な場合)
期間限定のキャンペーンや数量限定の告知と組み合わせることで、「今すぐ行動すべき理由」を作り出し、読者の行動を後押しできます。ただし、乱用は信頼性を損なう可能性があるため、本当に必要な場合にのみ使用します。
顔出しなし・デザイン活用で実現!ストーリーズでのCTA設置方法
顔出しせずに、デザインスキルや簡単な機能を活用して効果的なCTAをストーリーズに設置する方法をいくつかご紹介します。
1. リンクスタンプを活用する
最も直接的に外部サイトへ誘導できるのがリンクスタンプです。ストーリーズ投稿画面から簡単に設置できます。
- 使い方: ストーリーズ作成画面のスタンプアイコンをタップし、「リンク」を選択します。誘導したいページのURLを入力し、表示されるテキスト(「詳しくはこちら」など)を編集できます。
- 設置の工夫:
- リンクスタンプは、写真や画像、動画の上に配置できます。
- 指差しや矢印などのデザイン要素(スタンプや手書き機能)で、リンクスタンプに視線誘導すると効果的です。
- 「タップしてね!」などの文字を近くに配置することも有効です。
2. 文字やデザイン要素で誘導する
リンクスタンプだけでなく、文字や図形、スタンプなどを組み合わせてCTAを表現することも可能です。
- 具体的な方法:
- ストーリーズの最下部や、読者が自然と目線を向ける場所に、行動を促す文字を配置します。「詳細はプロフィールURLから」や「DMで『〇〇』と送ってください」など、具体的な行動指示を書きます。
- 背景画像やイラストに、文字でCTAを重ねて表示します。目立つフォントや背景色とコントラストのはっきりした文字色を選ぶと視認性が向上します。
- 矢印や囲みなどの図形スタンプ、または手書き機能で図形を描き、CTA文字やリンクスタンプに注意を向けさせます。
3. 複数枚投稿とストーリーテリングで自然に誘導する
複数枚のストーリーズを連続して投稿し、ストーリー形式で情報提供や共感を呼んだ後、自然な流れでCTAに繋げます。
- 構成例:
- 読者の悩みや共感を呼ぶ導入
- 問題提起や具体的な事例の紹介
- 解決策としてのサービス/商品の紹介(ここでベネフィットを強調)
- 「さらに詳しく知りたい方は」「今すぐ解決したい方は」などの橋渡し
- 最後のストーリーズでリンクスタンプや「プロフィールURLから」などのCTAを大きく表示
この方法であれば、広告感を抑えつつ、読者の興味関心を引きつけながら行動へ誘導できます。顔出しなしでも、デザイン要素や文字、写真、動画、BGMなどを活用してストーリーを展開できます。
4. ハイライトに誘導する
特定のテーマやサービスに関する詳細情報をハイライトにまとめておき、ストーリーズで「詳しくはハイライト『〇〇』をご覧ください」と誘導するCTAも有効です。これにより、興味を持った読者がいつでも情報を確認できるようになります。
まとめ:実践と改善を繰り返す
ストーリーズでのCTA作成は、読者の行動を後押しし、売上アップに直結する重要な要素です。顔出しなしでも、リンクスタンプ、文字、デザイン要素、複数枚投稿によるストーリーテリングなど、様々な方法で効果的なCTAを設置できます。
まずは今回ご紹介した簡単な方法から実践してみてください。そして、ストーリーズインサイトなどを活用して、CTAのクリック率やその後の行動を測定し、改善を繰り返すことが売上向上への近道となります。あなたのビジネスの目標達成に向けて、ストーリーズでのCTAを積極的に活用していきましょう。